海外(イギリス)のサーフショップからサーフボードを個人購入。サーフボードの送料、関税、消費税、決済方法は??注意点まとめ①【HPからサーフボード購入編】

サーフお役立ち情報

イギリスのサーフショップから人気サーフブランドのひとつである「Chris Christenson」のサーフボードを購入してみました。今回は、実際にイギリスのサーフショップからサーフボードを購入してみて、分かったことや注意点をまとめてみました。

海外からサーフボードを個人で直輸入したい人の参考になれば幸いです。

Christenson surfboards/クリステンソンについて言えば、米国サンディエゴのムーライトブラッシング工場でつくらたサーフボードは、昨今のサーフィンブームで人気モデルなど日本に入ってくる本数も激減し、以前より手に入り難くなっていますよね。

アメリカの物価も上がっていて、日本国内の販売価格も上昇しています。

今回、SNSのインスタでたまたま知った、イギリスのサーフショップDown the Line Surf Shop’s に私の欲しいChristenson サーフボードのモデルが入荷していたので調べていました。

分かったことは、大きく3つあります。

  1. 日本国内の正規取扱店で買うよりサーフボードの値段が安い
  2. 日本にも国際配送してくれて、自宅まで届けてくれる
  3. 送料込みでも日本で買うより10万円近く安くなる

結論からいいますと、滅茶苦茶、お得だったのでイギリスの Down the Line Surf Shop’s から、ChristensonサーフボードのLong Phish6’8を購入しました。

海外からのサーフボードを買うときに気になる4つのポイント

海外のサーフショップからサーフボードを買う際に、気になるポイントは大きく下記の4つだと思います。

  1. 本体価格と送料、その他、消費税など発生する費用
  2. 荷物追跡のオペレーション
  3. 商品の受取場所
  4. サーフボードの梱包

この記事では、「1.本体価格と送料、その他、消費税など発生する費用」について書いています。

【2.荷物追跡のオペレーション】は下記をご覧ください。

Down the Line Surf Shop’s について

はじめに、今回購入したサーフショップのDown the Line Surf Shop’sを紹介していきます。

1993年にオープン以来、イギリスの中心的なサーフショップ。サーフボード、ウェットスーツ、サーフハードウェアを取り扱っており、世界をリードするメーカーのいくつかと素晴らしい関係を築いている。

過去数十年にわたってオーストラリアの最高のサーフボード(JSやDHDなど)をヨーロッパに紹介してきているだけでなく、Ryan Lovelace、Bing(Matt Calvani)、Christensonなどのアメリカが提供する最高のものも取り入れています。

YouTubeやSNSでも積極的に情報発信をしていますね。

Down the Line Surf Shop’sは、クリステンソンの正規取扱店として、クリステンソンの公式ホームページに記載されています。

クリステンソンのサーフボードは、本国アメリカでシェイプされたものと、オーストラリアやインドネシアでの工場で生産されたもの、あとスペインの工場でつくられたものがあります。

Down the Line Surf Shop’sで取り扱っているサーフボードは、スペインのOlatu工場で製造されています。

一貫性を維持し、最高の品質を確保するために、厳格なビルドガイドラインに従って、Chrisと緊密に連携しており、彼らは何年もそこにそれらを作っているとのことです。

ChrisとOlatu工場については、参考に下記のリンクをご覧ください。

サーフボード本体価格と送料について

価格について解説していきます。

Christenson Long Phish 6’8の本体価格は、766.67 ポンド。

1ポンド=152円で計算すると116,533円。国際配送料が、250 ポンドなので、日本円で38,000円。

合計 154,533円(1013.67ポンド)

日本で買うと、25万円前後するので、10万円近く安く購入することができます

イギリスから日本への配送料が38,000円(250ポンド)は意外と安く感じました。

ちなみに、送料についてサーフボードの長さが 7’1″までなら、

イギリスからオーストラリアで160ポンド、香港や韓国、ブラジルは250ポンドのようです。

250ポンドの送料には、日本の自宅まで届けてくれる運賃も含まれています。

サーフボードの関税と消費税について

サーフボード購入前にショップに国際送料の250ポンド以外に費用はかかりますか?と問い合わせメールを2度送るも3日経てど返信なし。

日本人と違うから面倒くさがったりしているのかなと思って、東京税関に電話確認しました。

分かったことは2つあります。

  1. サーフボードに関税はかからない
  2. 日本国内でかかる消費税は本体価格×60%×10%

順に説明します。

サーフボードに関税はかからない

東京税関に電話確認したところ、サーフボードには関税はかからないことが分かりました。はじめての個人輸入だったので、サーフボードに関税はかからないんだと正直、驚きました。参考:東京税関HP

日本国内でかかる消費税は本体価格×60%×10%

本体が116,533円なので、6991円が消費税になります。

この消費税について、ショップ指定の国際配送会社(DHLなど)が輸入申告する際は、送料に日本国内の消費税が含まれているようです。

なので、東京税関の担当の方から、「購入したショップに国際配送会社が輸入申告するかどうかを確認してみてください」とアドバイスをもらったので、Down the Line Surf Shop’sにメールしました。

そしたら、すぐこんな丁寧なメールがとどきました。

どうやら私がボードを受け取りの際に消費税分を支払う流れになりそうです。

クレジットカード決済の注意点

通常通りカード詳細を入力して支払いボタンをクリックするとエラーになってします。

結論からいいますと、クレジットカードのセキュリティの問題で、海外の不正利用が多発していてセキュリティ強化のために2段階で確認するシステムになっているようです

カード会社によっては、担当者から確認電話があったり、カード会社のサイトにログインして使用確認を完了すると、当日内であればカード支払いができるようです。

まとめ

今回は購入までの流れと注意点についてまとめてみました。

次は、サーフボードを受け取りが完了するまでのことを記事にしたいと思います。

今回、欲しかったサーフボードを安く買えそうなので楽しみです。

コメント

  1. kazu より:

    こんにちは、東京在住のkazuといいます。

    クリステンソンの板いいですよね。
    私もフラットトラッカーを5月にカルフォルニアから取り寄せたのですが、購入したショップが通販をやっていなかったので手元に届くまで苦労しました・・・、結局、少し割高になってしまいましたが現地の輸入代行の方を通して購入しました。

    イギリスのDown the Line Surfというショップはまったく知りませんでした!

    そして質問があります、クリスのロングフィッシュ、私も興味があるのですが、Down the Line Surfのサイトを見ると6’10ですが、 £920.00と記載があり、TAX別の価格なのかな?£766.67という記載があり、トオルさんが記載している価格と同じ価格の記載があります。

    海外発送の場合は、本国税金がかからない£766.67の価格になるのでしょうか?

    よろしくお願いします!

    • トオル より:

      kazuさん、こんにちは。
      返信が遅くなってすみません。
      カルフォルニアから購入すると、結局、日本で買うのと同じくらいの値段になるようですね。

      クリスのロングフィッシュ、本当いいですよ!
      ご質問について、
      >海外発送の場合は、本国税金がかからない£766.67の価格
      こちらの価格で合っています!

      これに、日本での消費税がかかる計算になります。
      Down the Line Surfは、梱包も国際配送もしっかりしているので安心できるサーフショップでしたよ!!

  2. 高木聡 より:

    こんにちは!
    私も Long Phish を海外から輸入を考えていたら、こちらのブログにたどり着きました。
    手取り足取り、かゆいところに手が届く素晴らしいブログですね。
    大変参考になりました。ありがとうございます。
    イギリスに赤の6’10があるのは前から知っていましたが、こちらを参考にさせていただき問い合わせをしました。
    今までアメリカから何十本もボードを輸入しましたが、すべて空港まで自分で通関しに行かないといけませんでした。
    イギリスはドアトゥードアなんですね?
    すでに亡くなられたジョー・ヴォーゲス氏のミニシモンズをはじめ、変わった形のボードが好きです。
    昨年、ハワイでキャッチサーフの8’を購入し、ミッドレングスのフィッシュで何かいいのがないかと探していました。
    また、購入が決まれば進展を報告させていただきますね。

    • トオル より:

      高木さん、こんにちは!
      アメリカでは空港まで自分で通関しに行かないと行けないことが多いみたいですね。
      イギリスのサーフショップ「Down the Line Surf」は、ドア・ツゥ・ドアでした。
      国内(関空)から福岡の場合は、佐川急便が担当してくれました。

      ミッドレングスのフィッシュいいですよね。クリスの板は最高でしたよ!

      進展報告楽しみにしています!ありがとうございます。

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