Christenson surfboads C-Bucket 7’4のインプレッション
クリステンソン・サーフボード。
クリステンソンのミッドレングス代表作「C-Bucket 」の7’4に乗ってみた感想です。
結論からいいますと、
サイズある波で乗るとグライド感やターン、ロングライドなど最高に楽しいサーフボード!という感想です。
C-Bucketを買う前の自分、長さを7’4にした理由、乗って分かったことについてまとめてみました。
C-Bucketを検討している人にとって、少しでもお役に立てれれば嬉しいです。
C-Bucket7’4を買う前の自分

普段、私はショートボードをメインに乗っていいます。
クリステンソン・サーフボードのミッドレングスとして、私が最初にクリステンソンのサーフボードを買ったが初期型の「Flat Tracker」でサイズは 6’6でした。
Flat Trackerもクリステンソンを代表するサーフボードです。
Flat Tracker6’6は、私にピッタリのボードで本当にサーフィンの幅を広げてくれる、素晴らしサーフボードでした。
次にクリステンソンのボード2本目として、これまた、代表作のcc Fish 5’6を買いました。
これまた本当に素晴らしいサーフボード!
そこで、サイズある波のときにFlat Tracker6’6よりも、より沖からテイクオフでき大きい波用として、興味を持ったのがC-Bucketでした。
Flat TrackerとFishで信頼できるサーフボードだと確信できていたので、
クリステンソン ミッドレングスFlat Trackerと並ぶ、代表作「C-Bucket」をいざ買うことしました。
長さを7’4にした理由

私はFlat tracer6’6と使用する波のコンディションで被らないようにしたいと思っていました。
ですので、思い切って約1フィート長くなる7’4に決めました。
7’4の長さは、私史上初めての長さ(普段はショートボードメインに乗っている)なので「板を動かせられるのかな」など不安がありました。
実際に乗ってみて分かったこと

大きく5つにまとめてみました。
- テイクオフ、滑り出しが早い!
- ピンテールならではのグライド感が気持ちいい!
- 7’4でもアップスやカットバックなど問題なく動く
- サイズが大きいときには最高に楽しいサーフボード
- ドルフィン スルーについて
テイクオフ、滑り出しが早い!
Flat Trackerの滑り出しは、後ろから押されている感じに対して、
C-Bucketの滑り出しは、前から引っ張られるような感じがします。
とにかに、慣れるとテイクオフが早い!
ピンテールならではのグライド感が気持ちいい!
Flat Trackerはヌルヌル動くグライド感が楽しいのに対して、
C-Bucketはピンテールなので、波とボードのレールが波と一体になった独特のグライド感が気持ちがいい!
サイズがある波だとダウンザラインの「ドカーン!」と行く感じは病みつきになります。
7’4でもアップスやカットバックなど問題なく動く
当初、思っていた「板を動かせるかな」という不安は完全に解消されました。
これまた、C-Bucketはピンテールならではの大きくターンが決まった時の快感は、
余韻が数日残るくらい感動ものです。
サイズが大きいときには最高に楽しいサーフボード
長さがあるので、ロングボードみたいにうねりから追いかけていくと、安全な位置からテイクオフできるし、波をキャッチできる本数が増えるので最高に楽しい。
ドルフィン スルー
7’4だと、さすがにドルフィン スルーは出来ませんでした。
しかし、波数が多いときは、波数が少ないところから沖にローリング スルーしながら
ゲットアウト。波のピークまで迂回してアプローチすると、この不安は解決できます。
ブランド紹介

CHRISTENSON SURFBOARDS(クリステンソン・サーフボード)
SKIP FRYEの愛弟子としても知られる「CHRIS CHRISTENSON」がシェイプデザイン。
オルタネイティブのみならず、ハイパフォーマンス、ログ、ビッグウェーブ用のガンなど、
バリエーション豊かなサーフボードを生み出すカリフォルニアの人気ブランドです。
シェイパー紹介

CHRIS CHRISTENSON (クリス・クリステンソン)
カリフォルニア州、ウィッティア生まれ。17歳からシェイプをスタートし、現在までに削った本数は1万数千本以上。ディックブリューワーに才能を見出され、その高いシェイプ技術の基礎を形作り、
スキップ・フライやマイク・ディフェンダッファーらの巨匠をリスペクトしつつも、彼らの単なるコピーや模倣ではない、オリジナルを生み出している。一目でクリスと分かる美しいアウトライン。
他のシェイパーがコピーするデザイン性の高さ。ロゴなしでも快くオーダーを引き受ける姿勢。
カスタムカルチャーの世界に身を置くクリスだからこその“何か”がそこにはあり、それこそがクリスを他のシェイパーと一線を画すものである。
商品詳細

C-Bucket 7’4
Size(サイズ表) 7’4 × 21 3/8 × 2 3/4
Fin SINGLE BOX
White Opaque Wetsanded
抜群のテイクオフスピードとボードをコントロールする楽しさが詰まった、ミッドレンジパーフェクトボード。ビーチの早いブレイクから、リーフ、河口までカバーするクリスオススメのファンボード。
シングル~ダブルコンケーブのボトムシェイプにより、THRUST(直進力)だけでなく、リフトによる
ボードの回転性と早さも確保している。
デザインの個人的感想は、流線型のアウトラインが美しい!!
最後に
いかがでしたか?
C-Bucketは本当に素晴らしいサーフボードですし、クリステンソン サーフボードの奥深さを感じました。
私は小波用というより、サイズがある波時に使用するボードという位置付けで所有しています。
C-Bucketは良い波の時だけでなく、意外といろいろな波質もにも対応できるかもという印象です。
ミッドレングスは、サーフィンの幅を広げてくれるサーフボードですね。
C-Bucketを検討している人にとって、参考になれれば嬉しいです。
コメント
大変参考になりました。昨年夏からサーフィンを始めたばかりの50代親父で、現在8フィートのソフトボードを使ってます。ようやくうねりから立てるようになってきましたが、自分の実力不足と浮力の多さのためか、なかなかターンが難しく、もう少し短い7フィート代の板が欲しいと思い、定評のおるクリステンソンのフラットトラッカーか、cバケットを考えて調べていたところ、だどり着きました。一度7フィートの板を貸してもらったところ、前が刺さりそうで心配だったので、今の板から半フィート短めの7.6あたりの購入を考えています。7.4でも、動くということを見て、安心しました。あとは、どちらの板にするか、他のサイトで、板を紹介されているところでも、フラットトラッカーはヌルヌル走ると紹介されていましたが、どちらを買っても間違いはないものでしょうか?基本的に自分は、モモから、ムネくらいのサイズまでしか入らないことが多いので、よく目にするオールラウンドに使うならフラットトラッカーとかなのかなと思いつつ、デザイン的にはcバケットが、素敵だなと、毎日悩んでおります。また、色々と、追加で紹介していただけるとありがたいです。
コメントありがとうございます。確かにフラットトラッカーはオールランドで、シーバケットはシルエットがカッコいいよね!!シーバケットも意外にオールラウンドで使えるかもと思ったりもします。
どちらも最高の板に間違いはないです。ぜひサーフィンライフを楽しんでください♫
興味深い記事、楽しませて頂きました。
ありがとうございます。
一点お伺いしたいことがあり、
腰程度のサイズで風の影響で面がそこまで綺麗でないときにCバケット7’4を乗られたことがありましたら、その時の感触を教えて頂けると幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。
個人的な感触ですと、風の影響で面がイマイチの時でも、板がしっかり降りてくれてある程度は動かすことができました。
もちろん、波の面が良い時のシーバケはベストパフォーマンスだと思います。
一方で、波質がイマイチの時ってベストマッチする板も少ないと思うので、その意味では波質がイマイチの時はシーバケが悪い訳ではなく、あまり神経質にならなくてもシーバケはいろいろと楽しめる板だなという印象です。